吉野杉産地認証,合法木材,認証材

吉野の山から始まる家づくり

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産地が見える木材を使って、家づくりをしませんか?
第1弾は「吉野郡天川村 深谷山林の100年生の杉」で製材した吉野杉の
桁・梁

桁・梁材についての詳細はこちらへ→吉野杉の桁・梁

●天川村とは…
 天川村は奈良県のほぼ南半分を占める吉野郡の中央部に位置し、当社(吉野中央木材)からは自動車で約1時間の距離です。 標高2000m近い峰々が連なる大峰山脈を擁し、近畿の屋根とも言われ、気温は低温多湿、降雨量が比較的多く、夏はとても涼しい所です。 豊かで神秘的な自然環境に囲まれ、修験道の発祥の地として、2004年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、ユネスコ世界遺産に登録されました。
奈良県地図のイラスト
●天川村、深谷山林。
 天川村の北部に位置し、丸屋林業が保有する500ha(150万坪)の広大な山林に植林したばかりの若木から、樹齢100年を超える古木まで、杉と桧が大事に育林されています。
 江戸時代末期から植林が始まり、広大な面積を活かした林業経営(部分的な皆伐と植林の繰り返し)を行い、半永久的に持続が可能な山林です。
尾上さん全身  この深谷山林の山守を受け継いでいるのが、尾上幸成(おのうえ・ゆきしげ)さんです
。 尾上家は代々この深谷山林の管理を任され、幸成さんで四代目の山守(やまもり)※1さんです。

尾上さん近影 東京農業大学農学部林学科を卒業後、吉野材が集まる原木市場である『上吉野木材協同組合』に就職し、家業である山守業を両立させながら、14年目を迎えました。 吉野の各地から原木市場に集まる、年間何万本という杉と桧に触れ、日々研鑽を積まれています。
 現在の国産材不況、吉野林業の低迷、山林の荒廃を打破すべく、新しい林業スタイルを模索し、良材を生産し続ける事を目標にされています。
※1 山林(吉野の場合は植林地)の伐採から植林、災害対策にまで、代々管理運営されてきた家の方をこう呼びます。 吉野では数百年にわたり、植林文化の重要な役割を担ってきました。

●出材

原木の玉切り  深谷山林は年間を通して気温が低いため、年輪が詰まります。また、適切な育林方法により、バランスの良い円形となり、曲りの少ない良材が多く産出されます。 年間を通じて、上吉野木材協同組合※2の原木市場に出材されています。伐採後に約3〜6ヶ月間の葉枯らし乾燥を経て、8〜10mの長さのままで出材されます。通常の場合は、山中で玉切り(3m、4m、5m、6mに小切る事)を行いますが、長いままで原木市場の土場に搬入し、木を見ながら玉切りを行い、種類別や寸法別に仕分けを行います。(山中で玉切りを行うよりも、木の状態が分かりやすく、木の良さを最大限に活かす事ができます。)その中の桁・梁に適した材を購入しています。 山中での出材風景
上吉野木材協同組合の土場 原木市場での競り風景
※2 昭和36年創設の奈良県吉野町にある原木市場。 吉野町、川上村、東吉野村、西吉野村、黒滝村、天川村などから、吉野杉・吉野桧の良材が集まります。 年間25回の原木市を開催し、近隣の製材所は勿論、日本各地から良材を求めて買い付けに集まります。 理事長、石橋善雄(弊社社長)

●製材と乾燥

 製材は1本ごとに木の性格を見ながら、木の個性を活かす製材を心掛けています。 また半年〜1年以上の天然乾燥を行う事で、木にストレスを与えずに水分を抜いてやり、吉野杉の美しい色艶を生かすようにしています。


産地が見える木材を使った家作り
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吉野中央木材株式会社 TEL 07463−2−2181 FAX 07463−2−2863

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