仕上げ加工

 フローリングやパネリングを製造した時点で、すでに化粧面にはモルダーによりプレナー(カンナ)仕上げが施されていますが、施工時の用途に合わせれるよう、さらに二種類の仕上げ加工をお客様の意向で施し、お届けすることができます。 
 施工する場所によって、化粧性を高くしたいと希望される場合、例えば、玄関ホールや客間の人目につきやすい場所などに、超カンナ仕上げやサンダー仕上げを施した物を用いると、確実に美しさが増すので効果的です。※別途料金となります。

超仕上げ (超カンナ仕上げ)
 すでにモルダーでプレナー済みの化粧面を、さらに一枚刃のカンナで0.1o以下の精度でプレナー掛けを施すことにより、微細な削りムラを無くし、剥き出しの木肌に光沢を出す仕上げ加工です。 木の地肌を化粧面として用いたい方にお奨めです。 
超仕上げ前 超仕上げ済
 すでにプレナー仕上げしてあるため充分に光沢があり美しいですが、微細な刃物跡の手触りがします。  幅広の一枚刃のカンナで、0.1oほど表面を削り取ります。   刃物跡が無くなり、つるっとした光沢が出て、すべすべの手触りになります。
※ご注意  生節一等材は、節が刃物に悪影響を及ぼし、美しく加工できないため、「超仕上げ」は施せません。

サンダー仕上げ
 すでにモルダーでプレナー済みの化粧面を、低粒子のサンドペーパーで研磨することにより微細なざらつきを出して、ニスやペンキ等の塗付材のノリを良くし、ムラ無く仕上がるようにする加工です。 仕上げに塗付を施して化粧面とする予定の方に最適です。  また、塗付しなかった場合でも、削りムラを無くし、つや消しでパステル調の優しい感触になりますので、お好みや使用の仕方によって敷設仕分けると、とても効果的です。
サンダー仕上げ前 サンダー仕上げ済
 すでにプレナー仕上げしてあるため充分に美しいですが、微細な刃物跡が残っています。  サンドペーパーで化粧面を0.1o〜0.3oほど研磨します。  刃物跡が取れてツヤ消しの平面となり、微細なざらつきの優しい感触になります。

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